2016
7/8
年1回でもアメリカに行くなら絶対おすすめ!Softbankのアメリカ放題が便利だった話

Softbankのユーザーがアメリカで無料で通話やメールを楽しめるサービス、アメリカ放題。2016年7月から無料キャンペーンが終わってしまいましたが、まだまだお得に使えます!そんなアメリカ放題について、料金や設定方法、実際に渡航した際の使用感をまとめました!
アメリカ放題とは?
アメリカ放題とは、Softbankの対応機種をご利用のユーザーが、アメリカ本土やハワイなどに滞在時、スプリントのネットワークをつかって通話やSMS、データ通信が無料で利用できるオプションサービスです。
対応機種はiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4です。
私はSIMフリーのiPhone 5sにSoftbankのSIMを入れて使いましたが、利用できました。
着信 | 日本への通話 | アメリカへの通話 | その他の国への通話 | インターネット |
---|---|---|---|---|
無料 | 無料 | 無料 | 210円/1分 | 無料 |
インターネットは使い放題。
着信はもちろん無料。
通話は、アメリカ・日本へなら無料。
※その他の国への通話は210円/1分
つまり、日本にいるときと同じ携帯・SIMのまま、アメリカで無料で携帯電話を使える、ということです!
詳しくはソフトバンクのアメリカ放題のページをご確認ください。
料金は?申込方法は?
このアメリカ放題、サービス開始以来サービス利用料無料、お申し込み不要のキャンペーンをずっとやっていたのですが、このたびとうとう無料サービスが終了。2016年7月からは、980円(課税対象外)の有料サービスとなりました。
とうとう有料になってしまったのか…と落胆したアナタ、ご安心ください!
データ定額パック・標準(5)以上に加入している方なら今までどおりサービス利用料は無料です!
データ定額パック・小容量やホワイトプランなどの方は有料になってしまいますが、月単位でお申し込みができるようなので、有料といえどもお得なのには変わりなさそうです。
ご加入のパケット定額サービス | サービス利用料 | 申し込み |
---|---|---|
データ定額パック・標準(5)・標準(8)・大容量(10)・大容量(15)・大容量(20)・大容量(30) データ定額パック・標準(5)・標準(8)・大容量(10)・大容量(15)・大容量(20)・大容量(30) (データシェアプラス) データ定額パック(家族データシェア) 法人データシェア専用パック |
無料 | 必要 |
上記以外のパケット定額サービス パケット定額サービス未加入 |
980円/月 ※スプリントのネットワークで通信・通話が発生した月のみ |
もしご自身の加入しているパケット定額サービスが分からない場合は、My SoftBank(マイソフトバンク)にて確認できるので、確認してみてください。
また、申し込みはサービス利用料の有無にかかわらず必須のようなので、利用前にお申し込みを忘れないようにしましょう!
申し込みもMy SoftBank(マイソフトバンク)でできます。
設定方法
iPhoneでの設定方法は下記のとおりです。
渡航前
飛行機に乗る直前に設定する内容です。
- 「設定」 > 「モバイルデータ通信」 > 「モバイルデータ通信のオプション」 > 「データローミング」 をオフ
- 「設定」 > 「モバイルデータ通信」 > 「モバイルデータ通信のオプション」 > 「4Gをオンにする」 をオフ
- 「設定」 > 「モバイルデータ通信」 > 「モバイルデータ通信」をオフ
渡航後
目的地空港に到着したら設定する内容です。
- 「設定」 > 「キャリア」 > 「自動」をオン
- 「設定」 > 「モバイルデータ通信」 > 「モバイルデータ通信」をオン
- 「設定」 > 「モバイルデータ通信」 > 「モバイルデータ通信のオプション」 > 「4Gをオンにする」 をオフ以外に
- 画面左上の事業者名(普段「Softbank」と表示されている箇所)が「Sprint」であることを確認
以上で設定は完了です!
スプリント以外のネットワークでご利用の場合アメリカ放題の対象とならず世界対応ケータイの通話料/通信料がかかってしまうので、常にスプリントの電波を掴んでいること(画面左上の事業者名が「Sprint」であること)を確認しておきましょう!
iPadの場合など、詳しい設定方法は下記に記載があるのでご確認ください。
設定・利用方法 | 国際サービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
実際に使ってみた
下記の範囲・期間にて利用してみました。
- テキサス州ほぼ全域(ヒューストン、ダラス、サンアントニオ、コーパスクリスティ、ガルベストン等)5日
- イリノイ州シカゴ 1日
- ワシントンDC周辺 1日
- ニューヨーク州ニューヨーク周辺 2日
利用用途としては、下記のとおりです。
- 車、徒歩移動時のナビゲーション(Google Map)
- Twitter、Facebook、LINEなど各種SNSの投稿、閲覧
- 現地情報調査のためのネットサーフィン
- 通話
使ってみた感想としては、超便利、のひとこと!
インターネット
事前に利用者の感想を検索してみたところ、速度が遅いなどの微妙な声も多く見られたのですが、私としては十分でした。
もちろん東京で利用している際の4Gの速度にはちょっと劣るかな?という感じはありましたが、上記の用途で利用する分にはストレスを感じることはありませんでした。
それに、何にせよタダですから、多少遅かったとしても全然ガマンできます!
通話
電話も料金を気にせず受発信できるので非常に便利でした。
現地の夜中に、時差のある日本から宅配業者が「今お届け物を届けにお宅まで来ているのですが、、、」という電話をしてきて、それを無料でいつもの携帯で受信した時には便利な世の中になったものだなと改めて感じてしまいました。
ただ1点だけ、不便だった点が。
シカゴに到着した際、なぜか突然通信ができなくなってしまった時がありました。
Sprintの電波は掴んでいたのですが、どうしてもネットに繋がらず…。
iPhoneを再起動したり、機内モードのON/OFFで電波を繋ぎ直してみたりしてもダメ。
それまでの滞在中そんなことはなかったので油断してホテルの場所などを保存しておらず、完全にネット頼りの状態。
結局3時間ほどで復活はしたのですが、この時は非常に焦りました。
基本的にはこのようなことはないと思いますが、いざというときのためにオフラインマップをダウンロードしておいたり、滞在先の住所等をオフラインでも見れるようにしておくことをおすすめします!
また、もし何かあっても、アメリカは日本よりフリーWi-Fiが整っているので、最悪カフェに入ったりすればWi-Fiをお借りできるので安心ですね。
まとめ
というわけで、アメリカに行くなら超絶便利な「アメリカ放題」。
現地のSIMを購入して利用しても安く通信できますが、やっぱり、簡単な申し込みだけでいつものSIMで利用できるのは楽のひとことでした。
1年に1回は必ずアメリカに渡航する、という人ならわざわざSoftbankに変えてもいいくらいです!
Softbankでアメリカに渡航する方はぜひこの便利さを体感してみてくださいね!